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少年法の行方
少年法の適用年齢引き下げへ?!




2020年現在
日本における少年法の適用年齢は
20歳未満となっています。
ですが、ほとんどの国では
少年法の適用年齢は18歳未満です。


また、日本における少年への
懲役刑は自動的に
10年以上15年以下となっています。

しかし、アメリカの少年法は
成人とほぼ同等の刑罰が科せられます。

そんな少年法
日本とアメリカを比較しつつ
アメリカの少年法の
厳しい処遇をご紹介します。




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□ 日本の少年法

少年法の適用年齢は
14歳以上
20歳未満となっていて

14歳未満の犯罪の場合は
刑事責任能力が無いとみなされ
児童相談所に送致されます。(※ 例外有り)


逆に14歳以上の犯罪の場合は
不起訴処分が存在せず
家庭裁判所へ送致されます。

懲役10年以上15年以下となっていて
初等少年院、中等少年院
特別少年院、医療少年院
少年刑務所・・・・などに収監されます。

☆ 現在、少年法の適用年齢が
18歳未満へと
検討されつつあります。


□ アメリカの少年法

少年法の適用年齢は
州によって違いますが
ほぼ、7歳から17歳までとなっています。
(※ 6歳の州もあります。)

7歳未満の犯罪の場合は
刑事責任能力が無いとみなされます。

懲役は成人と同等と判断され
州の刑務所、救貧院、児童保護施設と
収監されます。

★ 死刑
死刑も適応されていますが
現在、多くの州が死刑制度を
廃止しています。

★ 絶対的終身刑
絶対的終身刑は
全州適応されています。

すなわち仮釈放が無く
刑期満了の期限がなく
一生涯服役します。

強盗・殺人・レイプなどの凶悪犯罪
犯行の冷酷性、計画性、更生不能の場合・・・
これらに限定しています。

現在、およそ2000人余りの
少年に判決が下されています。

その中には、実行犯と共謀したと言う理由で
絶対的終身刑を言い渡され
長きに渡り収監されている元少年もいます。

2012年
絶対的終身刑は
違憲との判決が下され
再審請求が可能となり
元少年らには

再審請求権が

与えられる可能性があります。


□ 少年法 まとめ

少年犯罪でよく言われる脳の未発達
前頭前野は20代半ばまで未成熟と
言われています。
よって、少年には行動に伴う結果を
予測できないと言われており
犯罪を犯してしまうケースが多々あると・・・

しかし、例え少年であっても
善悪の判断、悲しみや痛みに
共感はできる能力は
持ち合わせているはずです。

アメリカの絶対的終身刑
に話しを戻すと・・・

元少年らに
再審請求権が認められた場合
再び被害者やご遺族が
法廷に出向き、証言をしたり
陳述をしたりしなければなりません。

それにより、悪夢が再び蘇ってくる事でしょう。

司法制度とは
少年法、刑法にしても
罪人を更生させるのが目的なのか
そして更生したら罪は許され
再犯のリスクは消えるのか
そんな事を考えます。

また、いつも感じることは
被害者や遺族が報われていないと
言うことです。
それはなぜなのでしょう・・・


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