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食中毒予防の3原則
食中毒が起こりやすい時期は6月~9月

夏になると何かと話題に上がるのが食中毒です。
食中毒の原因は「細菌」と「ウイルス」と言われていますが
どんな点に気を付ければいいのかをまとめてみました。
実は私、子どもの頃、食中毒を経験しています。
とても辛かった記憶があります。



かりるーむ
http://cari.jp/




「細菌」と「ウイルス」、その潜伏期間は?

ノロウィルス(24~48時間)
サルモネラ(6~72時間)
黄色ブドウ球菌(1~3時間)
腸炎ビブリオ(8~24時間)
カンピロバクター(1~7日)
腸管出血性大腸菌、O157など(3~8日)



食中毒の症状は?

腹痛
下痢
嘔吐
発熱(40度近い高熱)
倦怠感


注意したい食品は?

食肉

生野菜
加熱処理が行われていない食品


食中毒、予防と対策は?

調理者の衛生管理、調理前の手洗いをしっかりとすること
調理器具の管理、まな板や包丁などの衛生管理が重要
食材の保管管理、消費期限をチェックをすること
十分な加熱(75℃以上1分以上)をすること
加熱するとほとんどの菌は死滅しますが
ノロウイルスは85℃、1分以上とすること


食中毒予防の3原則は?

□ 菌をつけない
調理器具についている菌を食品につけないよう
調理器具は洗った後に熱湯をかけること
一時間に1回の手洗いが基本とのこと(清潔を保ちましょう)

□ 菌を移さない
調理器具は食材が変わるごとに洗浄すること

□ 菌を増やさない
冷蔵庫などを利用して食品中の細菌を増やさないこと
ただし細菌は低温では死滅しません
なので長期の冷蔵庫保存はしないこと
加熱済みの食品でも食べるときには再加熱すること


食中毒 まとめ

厚生労働省(平成29年食中毒発生状況)の
食中毒発生原因施設別、患者数の円グラフによると
全体の半数を占めるのが飲食店となっています。
後は、仕出し屋、旅館、学校と言う順番です。

また、厚生労働省(平成29年食中毒発生状況)の
食中毒の病因物質別の発生状況の円グラフによると
全体の半数を占めるのがノロウィルスとなっています

細菌や、ウィルスは目に見えないので
特に、夏場の調理は細心の注意が必要です


厚生労働省(食中毒)

食中毒